スタッフブログ Dr,Ezの産婦人科情報

ごあいさつ

妊婦様に優しい自然な形での分娩にこだわったクリニックでありたい。
そんな願いから院内助産を模した助産師による分娩管理を目標としてきました。約10年にわたり当クリニックで取り扱った分娩のほとんどが会陰切開を必要とせず、出産後の育児活動をスムーズにし、良好な母子関係の形成に役立ってきたと自負しております。

しかし、会陰切開をしない分娩は助産師の忍耐と技術を必要とします。
当クリニックの助産師の技術レベルは、他に類を見ないもので、私たちの誇りであると同時に苫小牧市の大切な財産と考えます。助産実践能力習熟段階(クリニカルラダー)レベルⅢの認証を受けたアドバンス助産師が5名在籍しています。また、当クリニックの看護師は博愛精神に満ち、助産師の良きサポート役として活躍しています。
分娩に立ち会う助産師、看護師、医師、苫小牧市立病院などでNCPR(新生児蘇生法)の講習を受けています。
新生児の万一の事態には、我々による蘇生が可能で、さらに高次医療施設との連携によりスムーズな対応が可能な体制を築いています。

今回、法人分割にあたり、苫小牧での分娩の場を守りたいとの意思を強く持った人間が新法人卵会に集結しました。
産科医療とは、妊娠診断でクリニックを受診した時点から、妊婦様との間で妊娠初期から分娩に至るまでの24時間診察を契約する特殊な科です。そうした事情から、ただでさえ少ない産婦人科医の中でも、産科を志す医師が少ないのが実情です。しかし、幸運にも当クリニックには二人の産科常勤医師が存在し、365日24時間体制で妊婦様の診察が可能です。当たり前のようで、現在胆振管内の診療所でこの体制を築いているのは当クリニックだけです。

我々は、苫小牧看護専門学校での教職を通じて地域医療に貢献しようと考えています。
苫小牧市には現在看護師不足で病棟の閉鎖を余儀なくされている病院があります。この状態が苫小牧全体で続くと、近い将来、苫小牧市の医療現場は破たんする事が危惧されます。それは当クリニックも例外でなく、質・量とも十分な人員が揃わなければ、より良い医療の提供が困難になります。いちクリニックとしてだけでなく、苫小牧市の医療のために看護師を育てる事業に協力してきたいと考えています。

当クリニックでは、患者様の体への負担の少ない腹腔鏡下での手術を行っています。また、腹腔鏡検査は不妊症治療の現場でも大切な位置にある検査です。体外受精に移る前には、是非行った方が良いとされます。手術室を持たない不妊クリニックでは省略される傾向にありますが、我々は、体外受精にステップアップする前には腹腔鏡検査をお勧めしています。患者様に充分納得していただいた上で、体外受精にステップアップしていただいております。

また、当クリニックは分娩を取り扱っていることから、365日病棟が稼働しております。つまり、不妊治療も365日対応が可能であることから、きめ細かな対応が必要とされる自然周期や低刺激周期での体外受精をこれから積極的に行っていこうと考えています。不妊患者様の体にも優しい治療をとり入れていく方針です。

私たちは、この苫小牧市で不妊治療から妊娠、出産までのトータルケアが出来るクリニックを目指しています。
そして、常に患者様に正しい医療情報の提供を行い、最終的に患者様による治療選択が出来る環境を整えてまいりたいと思います。

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